アーカイブ | 5月 2019

2019年5月26日

1939年3月23日、宗教団体法が衆議院で可決され、翌年の4月1日から施行しました。この法律は、国が宗教団体の保護、監督を強化するために作られたものです。神道は、この法律の対象にはなっていませんでした。それによって、浪速バプテスト教会は、日本バプテスト浪速基督教会に、淀川バプテスト教会は、日本バプテスト淀川基督教伝道所と名前を変更しました。日本バプテスト基督教団をつくり、翌年には日本基督教団に合同しました。バプテスト教会の政治と宗教の分離、個別教会主義を捨て、国の保護を受けながら、拘束も受けるという中で、戦争協力の道を進んでいきました。反抗も抵抗もできなかったのでした。その12年前にも宗教法案が国会に提案されましたが、その時はまだ反対する力はありました。バプテスト教会は、国から非課税の特典を受けているのだから、監督、指導するのは当たり前ではないかと言われても、「免税のごときは信仰者にとっては問題にならない」と私たちの先輩は言ったのです。国家からの完全な「分離」を主張して、17世紀、イギリスでバプテスト教会は生まれたことを忘れないようにしましょう。

2019年5月19日

「イザヤの預言は、彼らによって実現した。『あなたたちは聞くには聞くが、決して理解せず、/見るには見るが、決して認めない。この民の心は鈍り、/耳は遠くなり、/目は閉じてしまった。こうして、彼らは目で見ることなく、/耳で聞くことなく、/心で理解せず、悔い改めない。わたしは彼らをいやさない。』しかし、あなたがたの目は見ているから幸いだ。あなたがたの耳は聞いているから幸いだ。」(マタイ13:14-15)預言者イザヤが語った神様の裁きの言葉をイエス様は言われました。福音を受け入れたあなた方は幸いだと言われています。救いは、イエス様の十字架と復活以外にありません。

2019年5月12日

「キリストに結ばれて一つの体を形づくっており、各自は互いに部分なのです。」(ローマ12:5)私たちはイエス様の体の部分です。賜物の違いによって働きは違いますが、どれもなくてはならない働きです。「互いに」と言われています。働きに「上」、「下」とか、「重い」、「軽い」ということはないのです。

2019年5月5日

「だから、こう祈りなさい。『天におられるわたしたちの父よ、/御名が崇められますように。…』」。(マタイ6:9)イエス様は、私たちに祈りの言葉を教えてくださいました。「主の祈り」は、全ての祈りの基本です。祈りは、神様だけに向けられるものですが、人に聞かせたり、見せたり、人と比較して自分を誇ったりしていたので、イエス様はその祈りを教えてくださったのです。イエス様は一人で祈ることを強調されていますが、「主の祈り」を教えられ、みんなで祈ることも大切ですと、教えてくださいました。「天にまします我らの主よ」と。