アーカイブ | 10月 2020

2020年11月1日

「神は、かつて預言者たちによって、多くのかたちで、また多くのしかたで先祖に語られたが、この終わりの時代には、御子によってわたしたちに語られました。神は、この御子を万物の相続者と定め、また、御子によって世界を創造されました」(ヘブライ1:1-2)。預言者は、神様のみ言葉をきいて、人々に伝えます。御子であるイエス様は、神様のみ言葉そのものでした。ヘブライの手紙は、「御子によって私たちに語られました」と言います。イエス様がいつもわたしたちとおられることが、神様の恵みです。聖書のみ言葉が私たちを救います。その内容がイエス様だからです。イエス様は、私たちが右にも左にもそれてはならないように、み言葉をもってお導き下さいます。私たちにとって一番おそろしいことは、霊的な飢え渇きです。み言葉をきくことができなくなったときです。わざわざ走り回り、そして自分のことを第一とし、イエス様との時間を過ごすことをおろそかにしてしまうことにないようにしましょう。

2020年10月25日

イエス様は、私たち罪人を神様ののもとへお返し下さるために人間となられました。その目的を果たされるために、イエス様の尊いご生涯がありました。「彼は軽蔑され、人々に見捨てられ/多くの痛みを負い、病を知っている。彼はわたしたちに顔を隠し/わたしたちは彼を軽蔑し、無視していた。彼が担ったのはわたしたちの病/彼が負ったのはわたしたちの痛みであったのに/わたしたちは思っていた/神の手にかかり、打たれたから/彼は苦しんでいるのだ、と」(イザヤ53:3-4)。イエス様は私たちのためにご自分を犠牲にされました。まことの神にして、まことの人なるイエス様だけが成し遂げて下さったことです。イエス様を信じさえすれば、この恵みによって救われるのです。

2020年10月18日

イエス様は、神様でいらっしゃいますが、私たちと同じ人間となってお生まれくださいました。私たちと同じように、悩んだり、苦しんだり、喜んだり、悲しんだりされました。ただ一つ違うことは、イエス様には罪がなかったと言うことです。それは、私たちと違って、徹底的に神様に従順であられたと言うことです。それは、本来あるべき人間の姿を表わしています。そのあるべき姿を失った私たちの間をイエス様はとりもってくださいました。イエス様のご降誕、ご生涯、十字架によって、私たちは神様との交わりを回復することができるようになりました。(ヨハネ1:14)

2020年10月11日

「御子は、見えない神の姿であり、すべてのものが造られる前に生まれた方です」(コロサイ1:15)。イエス様は、神様と同じ本質のお方でいらっしゃいます。イエス様がこの世界にお生まれになったとは、神様が私たちの中へ入ってこられたということです。神様が人となられたのです。ですから、イエス様を神の子キリスト、神様として信じることが大切です。福音書のイエス様のみ言葉やみ業は、イエス様を神様として信じることによって、正しく理解されるのです。イエス様の神様としてのご性質を「神性」と言います。

2020年10月4日

イエス様は、「まことの神にして、まことの神」です。イエス様は、「子なる神さま」と呼ばれます。ですから、地上にあっては、言葉にしても業にしても、私たちと同じはずはありません。罪なく全く清い方で愛と赦しに満ちておられます。今は、この宇宙全てをご支配される神様です。イエス様を見たものは、神様を見たのです。(ヨハネ14:9)