2022年7月31日

カール・バルトは少ししつこい婦人から永遠の生命についてたずねられた。「先生、教えて下さい。私たちは天国で、私たちの愛している人々にみな再会するというのは、本当に確かなのでしょうか。」バルトはその婦人を鋭く見据えてから、おもむろに、しかし力をこめて言った。「確かです。――だが他の人々とも再会します。」(ハンス・フォン・カンペンハウゼン「笑いの伝承」)神様の救いは、必要としており、真摯に求める人であれば誰にでも与えられます。天国には罪が赦され、人生が清められた人であれば誰でも入れていただけます。かつて罪深かった人々が大勢いるでしょう。考え方が合わない人、争った相手、自分を傷付けた相手や、自分が傷付けた相手とも天国で再会するかも知れません。天国は赦され、赦し合う人々が集う場所です。地上の教会はその前味です。

Follow me!