2022年9月18日

ヨハネ黙示録14:2では、「何々みたいな」を意味するギリシア語「ホース」が三回使われています。この「ホース」がついていない唯一の単語が「音」です。「音」を聞いた著者は、時に、荒々しい水の流れや、雷鳴のように、時に、美しく調和した竪琴の音色のように聞こえた、と表現しています。この「音」と訳されたギリシア語「フォーネーン」は「言葉」「スピーチ」という意味でもあります。著者ヨハネは、幻の中で、天国から地上に向けて語りかけ続けている多くの魂の声を聞いた時、時に荒々しく、時に慰め深く聞こえたのでした。神様への導かれる救いの言葉は、時に厳しい罪の指摘があり、そして同じ神様の言葉が、時に心慰める、慰め深い音として、人の心に響きます。

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