イエス様を出産した時、マリアは十代だったとも言われています。加えて、マリアはヨセフと婚約していましたので、周りの人々からは不貞を疑われたでしょう。初めての出産で不安な中、周りの人々はマリアの心をかき乱したかも知れません。そんな時に、マリアは、親戚のエリサベトのところへと導かれます。エリサベトにはマリアとは異なって、高齢出産という危機がありました。しかし、エリサベトもマリアと同じく、神さまに与えられた命と信じて出産を決意しています。マリアは自分の苦しみを理解してくれる戦友を見いだしたような喜びを得たかも知れません。ルカ福音書1章46-55節は「マリアの賛歌」と呼ばれています。同じ神さまの御心を信じ、悩みに耐えて喜びを抱く人を見いだした時、マリアの口から神さまを讃える言葉があふれ出したのです。