2021年3月21日

バプテスト教会は幼児洗礼をしません。主体的に信仰告白をした者の群れだからです。しかし、教会を形成していくとき、教会員の子どもたちをどう扱うかは大きな課題でした。生まれてすぐに洗礼を施すには、理由があったと思います。一つには、生まれた子どもたちにもしものことがあったら天国に行けるだろうかと考えたことと思います。1歳の誕生日を誰もが迎えることが難しかった時代を思えば、生まれてきた子どもの原罪を許していただき、教会の一員としての天国への切符をいただくためのしるしとして幼児洗礼が行われたということもあったと思います。しかし、バプテスト教会のバプテスマは、イエス様の十字架によって罪赦された恵みが先行しており、それに対する応答として与るものですから、バプテスマを受けないと天国には行けないと言うものではありません。神様の恵みは幼児にも与えられています。大切なことは、子どもたちが自ら自分でイエス様を信じますと告白し、主体的にイエス様に従っていくことです。ゆえに教会学校は大事です。

Follow me!