2021年8月22日

「すべてのアテネ人やそこに在留する外国人は、何か新しいことを話したり聞いたりすることだけで、時を過ごしていたのである」(使徒言行録17:21)とあります。何ともったいない時の過ごし方かと思います。こういう人々にパウロは、アレオパゴスの真ん中で語りました。しかし、「死者の復活ということを聞くと、ある者はあざ笑い、ある者は、『それについては、いずれまた聞かせてもらうことにしよう』と言った」(17:32)とあります。真面目に聞こうとしない人にいくら一生懸命語ってもそれは無理なことです。福音の言葉を安売りする必要はありません。パウロは、立ち去りました(17:33)。

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