2022年5月15日

誰かと一緒に食事をすることを「共食(きょうしょく)」と言うそうです。イエス様は福音書のなかでよく「共食」をしておられます。聖餐式も共食の一種といえるでしょうか。文化人類学者のダンバー博士よれば、共食には集団の信頼関係や連帯感を強める効果があるそうです。レビ記の時代、神様へ献げる感謝の礼拝は、共食であったことが示されています。基本的には牛や羊を献げたのでしょう。大量の肉を次の日に残すなという指示を守るためには、食べきれない分を他の人々と分かち合う必要があったでしょう。誰かが神様に感謝の礼拝を献げる時は、他の人々も共に感謝の喜びに参加することが出来る、楽しいバーベキューだったのかも知れません。神様はご自分へ向けられる感謝の思いに、他の人々を招き、共に喜び、人々が仲良く楽しむ姿を喜んでくださる方です。

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