2023年12月10日

アドヴェントのろうそくの2本目は、平和を象徴する灯火となっております。ウクライナ、イスラエルを始め、あちこちで戦争、内戦、紛争は尽きない年となりました。イザヤ書9章5節やルカ福音書2章14節によれば、全ての人の罪を清める救い主、イエス・キリストは平和をもたらす方です。全人類がキリスト者ではないとはいえ、クリスマスだから、という理由で一時的であれ争いが治まるのであれば、ささやかではあっても、平和の一歩の小指の先くらいには喜ばしいことではないでしょうか。聖書に記されたイエス様のお誕生の出来事では、イエス様は赤ちゃんなので神さまのお言葉を話したりはしません。しかし、その存在が周りの人々を慰められ、励まされ、平安が与えられました。言うべきことは言わねばならず、言わなければ伝わらないこともありますが、争いになることを言わず、沈黙のうちに平和が現れることもあるでしょう。全ての人にとってクリスマスが平和の日となりますように。

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