2023年12月31日

仏教用語の「往生する」は、死んだ後に極楽浄土に生まれ変わることを意味する言葉です。しかし、同時に「困ってしまった」とか「諦める」という意味でも使われます。死とは先がなくなることだ、という意味で解釈され、日常の中で使われるようになったのでしょうか。「往生する」には、死んだ先にも命がある、という意味と、死んだらその先などない、という真逆の意味で使われるようです。4節のギリシア語原文は「この病は死ぬものではない」という表現です。この表現は重症でも死ぬほどのものではないから安心せよ、という意味としても、死んでも死なない、死を超えた命がある、という意味としても解釈できます。しかしイエス様は、人々が復活を信じようが信じまいが、ご自身を通して神さまに希望を抱く人に、天来の新しい命を与えて下さる方です。

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