2024年2月4日

新約聖書の時代の宣教者たちは、世界中のまだイエス様の福音を聞いたことが無い人々のところへ行きました。使徒言行録に記されているパウロの宣教旅行はパレスチナ地方から、スペイン、イタリア半島、ギリシア、マケドニア、現在のトルコやシリア、クレタ島など、極めて長い距離を移動しています。熱心な宣教活動のために、しばしば信仰・思想の異なる人々から迫害され、牢に捕らえられました。長い船旅、内陸の旅では、盗賊に出くわしたり、嵐で転覆しそうになったりと、度々命の危機がありました。しかしパウロは「あなたがたのために苦しむことを喜びと」していると言っています。この喜びの理由は、パウロの活動によってイエス様への信仰を持つに至ったエパフラスが、コロサイ出身の宣教師となり、まだ教会が組織されていなかった自分の故郷であるコロサイを始め、周辺の街々に教会を作る働きをしていた、ということだったのでしょう。実が豊かに実るから、畑を耕す労苦は喜びなのです。

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