2024年3月17日

春になると様々な花が咲きます。鮮やかな草花の色で賑わう様子は、命の力を感じる光景です。しかし、力強く生きる草花も季節が過ぎれば枯れてしまいます。旧約聖書のイザヤ書40章6-8節は、草花の姿を、人の人生になぞらえています。ペトロの手紙第一1章24-25節では、その箇所を引用しつつ、神さまの言葉は朽ちることのない、永遠に咲く花のような存在であると言っているようです。ペトロの手紙は、この朽ちることのない永遠の花、神さまの言葉は、イエス様を通して示され、教えられている救いの恵み、新しい命の恵みであるのだと言っています。イエス様は十字架で死なれた後復活されましたが、その後に天に戻られてしまいました。しかし、イエス様のお言葉は弟子たちを通して現在に至るまで、人の心を癒し、慰め、支える力があります。人の死を超えて、なお生きる神の言葉、イエス様の救いの恵みは、人の心に永遠に咲き続ける花です。

Follow me!