2021年6月6日

「イエスは言われた。『するままにさせておきなさい。なぜ、この人を困らせるのか。わたしに良いことをしてくれたのだ。貧しい人々はいつもあなたがたと一緒にいるから、したいときに良いことをしてやれる。しかし、わたしはいつも一緒にいるわけではない。この人はできるかぎりのことをした。つまり、前もってわたしの体に香油を注ぎ、埋葬の準備をしてくれた』」(マルコ14:6-8)。ナルドの香油をイエス様に注いだ女性は、人々には大変な無駄をしたと映りました。しかし、イエス様は、良いことをしてくれたとおっしゃいました。イエス様は、自分の埋葬の準備と受け取られたのでした。イエス様の十字架の前日のことでした。しかも、イエス様は、自分に対してできる限りのことをしてくれたのだと言われました。できる限りのことをしたいと思う人がいるということは幸いなことです。この女性にとっては、それはイエス様でした。イエス様のためにできる限りのことをする、そういう生涯をおくれたら幸いと思います。しかし、良いことをして、できるかぎりのことをして生きたかどうかは、イエス様がそうおっしゃってくださるかどうかで、自分で考えることではなさそうです。私のために命を捨ててくださったイエス様のことを思いながら、日々、生きていきましょう。

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