2022年10月30日

イザヤ書43章は、旧約聖書の舞台であるイスラエル/ユダ王国が滅び、故郷から強制的に人々が移住させられた、バビロン捕囚後の人々に向けて記された言葉です。侵略を受けて破壊された日々の生活を思い出し、慣れぬ異国の地で苦労する人々は、自分たちは神様から見捨てられた存在であると感じ、悲しみに満ちていたことでしょう。しかし、神様は人々を見捨てたのではなく、罪深さを打ち砕き、罪から清めたのでした。金銀は精錬されて、宝石はカットされ、磨き上げられて本来備わっていた輝きを得ます。神様は人を価値高く、尊いと思うからこそ、人を清める試練の炎は強く、罪深さを取り去るのです。

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