コリントの信徒への手紙第一13章では、イエス様を信じる人にとって最も重要で、欠かせない心の有り様は、信仰と希望と愛の3つであり、特にその中では愛が最も重要であると教えています。この愛はギリシア語では「アガ-ペー」という単語で、性愛や友愛とは異なる愛として区別されています。新約聖書では神様が人間に向ける愛を「アガペー」と表現しますが、親が幼子に見返りを求めず与える愛になぞらえられることもあります。人間はお互い様の精神で、助け合うことが大事です。しかし、お互い様の精神は、相手から何らかの見返りが有ることを前提とした愛です。すでに人間は神様から見返りを求めない十字架の愛を受けており、十字架の愛を知っている人は、自らもその愛を隣人に示そうとすることが出来ると、聖書は教えています。キリスト者の集うキリスト教会は、このアガペーの愛を知った人々が互いに愛を示し、まだ知らない人々を招く場所として整えられ、成長していくのです。