アドベント第一週、一本目のロウソクは「希望」を象徴する灯火です。新約聖書では、この世界に来られた神のひとり子、救い主であるイエス様のことを希望の象徴として繰り返し記しています。ローマ5:5の「希望」は神さまを信じる人が抱く、さまざまな内容の希望であると同時に、イエスさまに象徴されている、人の人生全体を包括し、日々新しい命へと変えて下さる救いの希望を意味しています。苦しみや悩みは、自ら求めるものではありません。叶うことならば、避けたいし、早く取り去られることを望むものでしょう。しかし、苦難を忍耐し、苦難の只中にあっても喜び、怒りや憎しみに支配されず、平和を愛を願い続けることが出来るのは、忍耐の時が未来において必ず終わり、良き報いの時が備えられているという希望を抱いているからです。それどころか、希望があればこそ、苦難は忍耐と練達の経験を与え、人の心を成長させる糧となるのだと聖書は言っています。イエス様は冷たい石の心を光輝く活き活きとした心へと変える希望の力です。