イエス様は天国について、さまざまなたとえ話によって教えておられます。このたとえ話の商人は、人生の中で「本当に価値あるもの」を真剣に探している人を表し、一つの真珠は、天の国、キリスト、そして救いの象徴です。どんな成功、財産、安心よりも、神さまとの関係の方がはるかに価値があります。通常商人は「全部売り払う」ことはありません。商人はもうけが出るように考えて売るのであり、慌てて売り出すようなことをすれば、安く買いたたかれる可能性があります。しかし、たとえ話の商人が、通常の商売では損失となるような「全部売り払う」ことをしてでも現金化しているのは、たとえそうしたとしてもはるかに、そして本当に価値あるものを手に入れたいと思っているからです。「これこそ自分が探していたものだ」という発見の喜びからくる、優先順位の全面的な入れ替えが起きています。信仰とは、義務的に何かを差し出すことよりも、「最も尊いものを見いだした喜び」から始まる歩みなのであり、天の国を信じる生き方には、人の人生を新しく変える大きな希望が備えられているのだと、イエス様は教えておられるようです