人は誰でも、「認められたい」「大切に扱われたい」という願いを持っています。この願いは、何事かを一生懸命頑張る力にもなります。しかし同時に、評価や立場をめぐって疲れさせ、自分や相手を傷付けてしまうこともあります。そんな人々に対してイエスさまは「仕えられるのではなく仕える」生き方が大切だと教えておられます。イエス様の言う「仕える」とは、「相手のために自分を用いる」生き方です。自分が中心になって人を動かすのではなく、目の前の人が生きやすくなるように動き、強さを誇らず弱さに寄り添うということです。力ではなく、愛で人を支える生き方です。恐れ、自己否定、恨み、見栄、やめたいのにやめられない習慣などから解放するため、イエス様は力づくではなく、自分の命を差し出すほどの愛によって解こうとしました。イエス様は「自分が満たされてから与える」ではなく、「与えることで人を自由にする」生き方を示されました。イエス様と共に一歩踏み出すとき、争いの不安から自由となり、自ずと認め合うことが出来る喜びを見いだすことが出来るのではないでしょうか。